タイトルに視覚的なインパクトを加えたい場合は、この記事が役立ちます。VSDC 9.3で導入されたテキスト変換ツールを使用して、印象的な結果を得る方法をご紹介します。このツールを使えば、文字のモーフィングやテキストリビール、ストロークアニメーション、ライトエフェクトなど、無限のテキストアニメーションのバリエーションを作成できます。設定の使いこなしと創造力次第で、可能性は無限大です。

最新バージョンのVSDC Video Editorをインストールしていることを確認してください！

VSDC Free Video Editorをダウンロード

はじめに

まず、VSDC Video Editorを起動し、スタートページの「空のプロジェクト」を選択するか、上部の水平メニューから「新規プロジェクト」を選択して、新規プロジェクトを作成します。ポップアップウィンドウが表示され、希望の解像度とフレームレートを設定できます。必要に応じてプロジェクト名を変更することもできます。すべての設定が終わったら、「終了 」をクリックしてください。

次に、 お好みのサイズのテキストオブジェクトをシーンに追加します。

ESCキーを押して点滅しているテキストカーソルを消してから、シーン上かタイムライン上でテキストを右クリックし、「テキストを変換する... 」に移動します。ここに4つの変換オプションがあります：

• カスタムシェイプ
• 曲線
• トラッキングポイント
• テキストブロック

変換モードを選択すると、そのモード専用の設定ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、各変換タイプに合わせたさまざまなオプションが提供され、テキストエフェクトをさらにカスタマイズできます。

このウィンドウで値を設定する前に、テキストを最終的に決定しておくことが重要です。変換が完了した後は、サイズ変更や新しい単語の追加などの修正は反映されません。なぜなら、変換は初期のテキストオブジェクトに基づいて行われるからです。この問題を解決するには、プレビューウィンドウの上にある「元に戻す」オプションを選択して変換を取り消し、再度テキストを変換することができます。

次のセクションでは、各モードの特定の設定について詳しく見ていき、設定方法をガイドし、プロジェクトで使用できるシンプルなテキストアニメーションの作成方法を紹介します。

「テキストブロック」モードによるテキスト・リベール

まずは「テキストブロック」オプションから始めましょう。このモードでは、タイピストエフェクトと似た結果を得ることができますが、はるかに高速です。シーンにテキストオブジェクトを追加し、それをテキストブロックに変換するだけで、各ブロックには1文字、1単語、または1文が含まれます。選択した表示または非表示のエフェクトは、特定のテキストオブジェクトのすべてのテキストブロックに一斉に適用されます。

テキストブロック変換を開始するには、テキストオブジェクトを右クリック（点滅カーソルがないことを確認してください；必要であればESCを押してください）し、「テキストを変換する...」に進み、「テキストブロック」を選択します。その後、設定ウィンドウが表示され、さまざまなオプションを見ることができます。それらを使ってどんな結果が得られるかを見ていきましょう。

最初のオプション「分割方法」では、テキストオブジェクトを分割する要素を指定できます：

• 文字: テキストを文字に分割します。
• 単語: テキストを単語に分割します。
• 文: テキストを文に分割します。

この設定ウィンドウの左下に「テキストを後で非表示にする」というチェックボックスがあります。これにチェックを入れると、「Ok」をクリックした後に元のテキストレイヤーが非表示になります。表示したままにしたい場合は、このオプションのチェックを外してください。すでに設定ウィンドウを閉じている場合は、タイムラインの左側にある「目」アイコンをクリックして、このレイヤーの表示を調整することができます。

「文字」を選択すると、各文字がタイムライン上で個別のテキストオブジェクトに変換され、個別に配置したりエフェクトを適用したりすることができる柔軟性が得られます。

他の設定と組み合わせることで、より良い結果を得ることができます。例えば、「フェードイン」オプションを使うと、テキストブロックのシーン上での出現方法を設定できます。以下のいくつかのバリエーションがあります：

• 使用しない: フェードイン効果は適用されません。
• 一度にすべて: すべてのテキストブロックが同時に表示されます。
• 一人ずつ: テキストブロックが最初から最後まで順番に表示されます。
• 逆順に一つずつ: テキストブロックが最後から最初まで順番に表示されます。
• 順不同: テキストブロックがランダムな順序で表示されます。

「一人ずつ」オプションを選んで、その効果を確認してみましょう。プロセスを完了した後に変換設定を調整したい場合は、以前の変換が確定されているため、再度変換する必要があることをお知らせします。プレビューウィンドウ上部の「元に戻す」オプションを使用してください。

ご覧のように、テキストオブジェクトがタイムライン上に自動的に配置され、シーン上に一つずつ表示されるようになっています。結果はまるでタイプライター効果に似ていませんか？

フェードインが速すぎるようであれば、すべてのテキストブロックが表示される時間間隔を設定する 「フェードインの持続時誾」 オプションで改善できます。この設定は、「一人ずつ」、「逆順に一つずつ」、または 「順不同 」フェードイン値が 設定されているときに有効にすることができます。

例えば、「フェードイン 」を「一人ずつ」に設定し、「フェードインの持続時誾 」を3000ミリ秒（3秒）に設定すると、すべてのテキストブロックは3秒以内に1つずつ表示されます。タイムラインは自動的に各テキストブロックの出現時間をずらし、このような結果が得られます：

最初の文字をすぐに画面に表示せず、ビデオの開始の1秒後など、少し遅れて表示させたい場合は、タイムライン上のすべてのテキストブロックの表示開始を同時にずらすことができるオプション「フェードインの重なり」を使用します。このパラメータは フェ ー・ドインの持続時誾と一緒に機能します 。

• フェードインの重なり」を 0より大きい値に設定 すると、すべてのテキストブロックはタイムライン上で左にシフトし、より早く現れ始めることを意味する。
• もし、フェードインの重なり方を 0より小さい値に設定 すると、すべてのテキストブロックはタイムライン上で右にシフトし、つまり、後から現れ始めます。

テキストを少し遅れて表示させたいので、このパラメータを0以下の値に設定して、テキストの表示開始を遅らせ、右にずらす必要がある。ここでは-1000ミリ秒に設定し、動画が始まってから1秒後にテキストが表示されるようにする。

フェードアウトはフェードインパラメータと似ているが、テキストブロックの消滅（表示終了）を制御する：

• 使用しない： フェードアウト効果はありません。
• 一度にすべて： すべてのテキストブロックが同時に消えます。
• 一人ずつ： 最初のブロックから順番に消えます。
• 逆順に一つずつ： 逆順に一つずつ消える。
• 順不同： テキストブロックはランダムに消える。

ビデオでは、「逆順に一つずつ 」オプションとこれまでの設定値の組み合わせの効果を見ることができます。テキストのすべての文字がすぐに消えます。

「フェードインの持続時間」および「フェードアウトの持続時間」の値を追加すると、すべてのテキストブロックが表示される（フェードイン）および消える（フェードアウト）時間間隔を設定できます。これにより、テキストの消失がよりスムーズになります。

例えば、「フェードアウト」を「逆順に一つずつ」、「フェードアウトの持続時間」を 2000 ms に設定すると、すべてのテキストブロックが再生終了までの2秒間で順に消えていきます。タイムライン上では各テキストブロックの消失時間が自動的に調整されます。

次に設定ウィンドウのオプション、フェードアウトの重なりに移りましょう。これはフェードインの重なりと似ていますが、タイムライン上のすべてのテキストブロックの消失を同時にずらす時間を調整します。このパラメータの値が 0 より大きい場合、タイムラインの終わりに向かって右にシフトします。0 より小さい場合、タイムラインの始めに向かって左にシフトします。このパラメータはフェードアウトの持続時間と連動して動作します。

設定ウィンドウの最も興味深い設定は、 フ ェ ー ド イ ン 効 果 と フ ェ ー ド ウ アウト効 果で、テ キ ス ト ブ ロ ッ ク の 現 れ と 消 え に 対 し て 特 定 の 効 果 を 設 定 で き ま す 。このリストから任意のトランジションを選択して、テキストをより人目を引くようにすることができます。

例えば、「フ ェ ー ド イ ン 効 果 」で「Paint brush: top-left corner」を選んでみましょう。これで、テキストが滑らかに表示されるだけでなく、描き出されるようになった！

フ ェードアウト効 "からトランジションを追加すれば、あなたのテキストは聴衆を驚かせること間違いなしです！フ ェ ー ド イ ン から コ ピ ー」 を ク リ ッ ク す る と 、フ ェ ー ー ド イ ン に 選 ん だ も の と 同 じ 効 果 を 適 用 す る こ と が で き ま す 。

「Paint brush: top-right corner」トランジションでの結果をご覧ください。印象的でしょう？

もちろん、これらのエフェクトに他のトランジションを選択することもできる。

テキストの表示や消失が速すぎると感じる場合は、フェードイン効果の持続時間およびフェードアウト効果の持続時間を使用できます。これらのオプションは、テキストの出現と消失の時間をそれぞれ設定するためのものです。両方を 3000 ms に設定すると、アニメーションがはるかに滑らかになることが確認できます。

この例では、テキストがブラシストロークで表示され、同じようにフェードアウトする印象的なリビール効果が得られます。しかし、他のバリエーションを試してみるのもおすすめです！

「カスタムシェイプ」モードによるテキストモーフィング

「テキストを変換する...」オプションで「カスタムシェイプ」モードを有効にすると、シーンに追加したテキストオブジェクトが自由形状のグループに変換されます。このタイプの変換は、文字の形が任意の形からモーフィングするアニメーションの作成に特に便利です。また、各文字を個別の自由形状オブジェクトとして扱うことができるため、色のグラデーションを調整したり、キーフレームを使って色の変化を設定したりと、各文字の色をより詳細に編集することが可能になります。

他のモードと同様に、テキストオブジェクトを右クリックして「テキストを変換する...」に進み、「カスタムシェイプ」を選択します。その後に表示される設定ウィンドウには、テキストブロックに関して説明したのと同じ設定が含まれています。ここで次の値を選択しましょう。

結果として、文字が燃えるように表示され、同じように消えていくバーニングテキストリビール効果が得られます。

しかし、テキストをカスタムシェイプに変換することで、さまざまな操作が可能になります。例えば、Morph Text アニメーションを作成することができます。「分割方法」パラメータを「文字」、フェードインを「一人ずつ」に設定し、希望のフェードインの持続時間とフェードインの重なりを選択します（それぞれ3000 msと-1000 msに設定しています）。

文字モーフィングアニメーションを実現するには、各カスタムシェイプの複製を作成し、それらを徐々に調整して、形が時間をかけて認識可能な文字に変化するようにします。つまり、各文字に対して複数のカスタムシェイプを作成し、それらをタイムライン上で異なる位置に配置して、形が徐々に文字へと変わるようにします。こうすることで、フレームごとに文字が形から現れるアニメーションを作成できます。

さらに、自由形状を使用することで、印象的なアニメーション付きのグラデーションロゴやテキストをデザインできます。詳しい作成方法やプロパティウィンドウ内のさまざまな設定を探求してテキストを工夫する方法については、チュートリアル動画をご覧ください。

「曲線」モードによるストロークテキスト

「テキストを変換する...」オプションで「曲線」モードを有効にすると、シーンに追加したテキストオブジェクトが曲線のグループに変換されます。この変換は、文字の輪郭を描くようなアニメーションを作成するのに最適です。

変換設定ウィンドウには、以前に説明したものとは異なるパラメータが表示されます。これらの設定を分析する前に、各文字が複数の曲線で構成されている場合があることに注意してください。その曲線の数はフォントによって異なり、フォントの制作者によって決定されており、ビデオエディタによるものではありません。

設定ウィンドウのこのタイプの変換に移り、「モード」パラメータから始めましょう。このパラメータは、編集する曲線を指定します：

• 両方: 元のテキストオブジェクト内の各文字のすべての曲線を操作します。
• 偶数: 各文字の偶数番目の曲線のみを編集します。
• 奇数: 各文字の奇数番目の曲線に焦点を当てて編集します。

テキスト全体を編集したい場合は、「両方」が最適なオプションです。これにより、文字のすべての曲線が表示されます。「偶数」や「奇数」を選択すると一部の曲線のみが表示され、文字を完全には表現しません。

結果として、テキストが輪郭で表示されます。

各文字を一つずつ画面に表示させるスムーズなアニメーションを追加することができます。これを実現するには、「フェードイン」を「一人ずつ」に設定し、フェードイン効果に「継続時間」を選択します。フェードインおよびフェードイン効果の持続時間のタイミングは、テキスト全体が表示されるまでの時間に応じて設定します。今回は、どちらも3000 msに設定しました。

見てください！3つの設定を調整するだけで、ストロークテキストアニメーションが完成です！

前の例で示したように、フェードアウトアニメーションを追加することもできます。

注意：このモードでは、フェードイン効果およびフェードアウト効果のトランジションは使用できません。

トラッキングポイントモードによるライトテキストアニメーション

4番目の変換タイプであるトラッキングポイントは、文字の輪郭に沿ってライトが走るようなアニメーション（例: ランニングライト効果）を作成するために使用されます。

効果をお見せする前に、他の変換タイプと異なり、このモードの変換オブジェクトはタイムライン上で元のテキスト内に作成され、テキストオブジェクト自体が非表示にはならないことに注意してください。

設定も若干異なります。フェードアウトに関連するパラメータ（フェードアウト、フェードアウトの持続時間、フェードアウト効果、およびフェードアウト効果の持続時間）は無効化されています。同様に、フェードイン効果およびフェードイン効果の持続時間も非アクティブで、「一度にすべて」オプションはフェードインで利用できません。

この変換タイプのみで効果パラメータがアクティブになり、文字の輪郭をハイライトするために使用される効果を決定します。利用可能なオプションは以下の通りです：

• なし: 効果は適用されません。
• レンズフレア: 太陽のグレア効果を適用し、文字の輪郭を強調します。
• ボケグレア: ボケのグレア効果を使用して文字の輪郭を強調します。

ここでも前のセクションと同様に曲線が重要であり、曲線の数がテキストに適用される効果の数を決定します。追加されたグレアはフォントの形によって定義された曲線に沿って移動します。そのため、モードパラメータの設定が重要です。これは前のセクションと同様に、以下のオプションを含んでいます：

• 両方: 元のテキストオブジェクト内の各文字のすべての曲線を使用して、ハイライト効果を作成します。
• 偶数: 各文字の偶数番目の曲線のみがハイライトされます。
• 奇数: 各文字の奇数番目の曲線のみがハイライトされます。

これらの設定をすべて調整することで、完璧なライトアニメーションが得られます。

例えば、「モード」を「両方」、「効果」を「レンズフレア」、「フェードイン」を「一人ずつ」、「フェードインの持続時間」を 10000 ms に設定します。この持続時間の高い値は、以下の例文がかなり長いため、アニメーションが十分に再生される時間を確保するために必要です。これを低い値に設定すると、アニメーションが速くなりすぎてしまいます。

その結果、次のようなアニメーションが得られます。

より神秘的なアニメーションを実現するには、テキストオブジェクト内のレンズフレア効果のパラメータをプロパティウィンドウで変更することができます。タイムライン上でそれらすべてを選択し、プロパティウィンドウに移動してください。ここで、フレア強度、光源パワー、色調、可視な領域などを調整して、視覚的なインパクトを高めることができます。

可視な領域」オプションの値を減少させることで、暗闇の中で輝くように強調されたテキストを作成できます。

これは、このツールでできることのほんの一部に過ぎません！

ぜひこれらのモードやプロパティウィンドウを探求して、さまざまな追加のアニメーションやエフェクトを発見してみてください。

この記事がお役に立ち、リンクされたリソースをすべて活用してこの新しいツールを十分に理解していただけたなら幸いです。さらに多くの可能性を発見するために、ぜひYouTubeチャンネルのチュートリアル動画もご覧ください。

まだご質問がありますか？

お気軽にメール（このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。）でお問い合わせいただくか、Facebook、X、Reddit、DiscordなどのSNSで私たちにご連絡ください。

ビデオからオーディオを抽出する必要がある場合、そのプロセスは思ったよりも簡単です。この詳細ガイドでは、その方法をステップバイステップでお見せします。この目的のために利用可能なさまざまなツールを使用しています。

必要なセクションにすぐにジャンプできるように、メニューも含めました。

主なポイント:

ビデオからオーディオを抽出する手順

オーディオ抽出に最適なツール

• VSDC Free Video Editor
• Adobe Audition
• Audacity
• FFmpeg
• CapCut
• VLC Media Player
• QuickTime

オーディオ抽出用のオンラインツール

• Clideo
• Audio Extractor
• Kapwing

結論

よくあるご質問

• どのタイプのビデオファイルを音声抽出に使用できますか？
• 抽出時に音声品質が低下しますか？
• ビデオの一部分のオーディオのみを抽出することはできますか？

ビデオからオーディオを抽出する手順

まず、VSDC Free Video Editorをダウンロードしてインストールします。このアプリケーションは、任意バージョンのWindowsユーザーにとって優れた選択です。ビデオから音声を抽出するだけでなく、オーディオに複数のストリームが含まれている場合のトラックの分離などの追加機能も提供し、音楽と対話を分離できます。さらに、オーディオの視覚化を作成し、複数のファイルから同時に音声を抽出し、オーディオを単一のトラックまたは複数のトラックに変換することができます。エクスポートされたオーディオは、WAV、M4A、OGG、MP3、AAC、AMRなどの形式で保存でき、ビットレート、周波数、チャネルなどの出力パラメータをカスタマイズするオプションがあります。

をインストールした後、プログラムを開いて、空のプロジェクトを選択して新しいプロジェクトを開始します。新しいシーンでは、ビデオからオーディオを追加して抽出する方法がいくつかあります。

• 左の垂直ツールバーを使用: シーンの左側で、サウンド追加オプションを見つけます。ポップアップウィンドウで、ビデオまたは複数のビデオを選択し、「開く」をクリックします。エディタは自動的にオーディオを抽出し、シーンに追加します。
• リボンメニューを使用: 一番上のリボンメニューからオプジェクトを追加し、オ ー ディオを選択します。開いたウインドウでビデオまたは複数のビデオを選択すると、エディターはすぐにオーディオを抽出し、シーンに追加します。
• ドラッグ＆ドロップ方法: 動画をシーンにドラッグ＆ドロップします。その上で右クリックし、切り取りと分割を選択し、オ ー ディオを工りスポ ー トを 選 択しま す。この方法は、ファイルを編集する必要がなく、複数のビデオをシーンに追加し、それぞれを別のトラックに変換したい場合に便利です。

シーンの右側にあるプロパティ ウィンドウ で、タイムライン上の選択されたオーディオのさまざまな設定を調整できます。速度、音量、再生方向などが調整でき、ル ー プモ ー ドを使用してファイルを望む長さに伸ばすことができます。ファイルに複数のトラックが含まれている場合、プロパティ ウィンドウで望むトラックを選択できます。

VSDCエディターには、左右のチャンネルで音を変更するために適用できるオーディオエフェクトも用意されています。さらに、シーン上でさまざまな形でオーディオビートを表示するオーディオビジュアライザーツールがあります。ファイルに不要な部分がある場合は、切るまたは分割することができます。

結果に満足したら、上部のプロジェグ工クスポ ー トタブに進みます。ソ-スファイルフィールドで、オ ー ディオトラックを右クリックし、オーディオをエクスポートを選択します。設定を選び、完了です。

注意: シーンに複数のファイルがある場合、エクスポートはそれらを単一のファイルに組み合わせます。それらを分離する必要がある場合は、上記の方法でファイルをシーンに追加する第三の方法を参照してください。

オーディオ抽出に最適なツール

VSDC Free Video Editor

前述の通り、VSDCはWindowsユーザーにとって優れたツールであり、単一または複数のファイルでビデオからオーディオを分離する必要がある方に適しています。このソフトウェアの利点には、無料で利用できること、ほぼすべての既知のフォーマット（WAV、M4A、OGG、MP3、AAC、AMR）のインポートとエクスポートをサポートしていること、ファイルを編集し、オーディオエフェクトを適用したり、スタンドアロンの音楽ビデオを作成する能力があります。これらの機能がすべて一箇所で利用可能です。唯一の欠点は、macOSで利用できないことです。

Adobe Audition

Adobe Audition は、macOS と Windows の両方に対応する素晴らしいツールです。単一または複数のビデオファイルからオーディオを抽出する機能があり、多くのフォーマットをサポートしており、WAV、MP3、AIFF、AAC、FLAC、OGG、WMA に変換でき、ビットレート、サンプルレート、チャンネル数などの設定を調整できます。主な欠点は、Adobe Audition または Adobe Creative Cloud スイート全体へのサブスクリプションが必要な有料ツールであることです。

Audacity

3つ目の有用なツールは Audacity で、macOS、Linux、Windows で動作します。無料でオープンソースです。しかし、欠点があります：ビデオファイルをオーディオに変換するには、まず FFmpeg のようなサードパーティのツールを使用してビデオファイルをオーディオ形式に変換する必要があります。こちらが簡単なガイドです：「ファイル」>「インポート」>「オーディオ」へ進みます。ビデオファイルを選択すると、Audacity は自動的に FFmpeg を使用してオーディオを抽出します。オーディオファイルを保存するには、「ファイル」>「エクスポート」へ進み、希望の形式（WAV、MP3、AIFF、OGG Vorbis、FLAC、MP2、WMA）と設定を選択します。

FFmpeg

次に、FFmpeg があります。これも前のツールと同様に無料でオープンソースで、macOS、Linux、Windows で動作します。このツールを使用してビデオからオーディオを抽出するには、コマンドラインを使用する必要があります：ffmpeg -i input_video.mp4 -q 0 -map a output_audio.mp3。ここで -input_video.mp4 は入力ビデオファイル、-q0 はオーディオの高品質を示し、-map a はオーディオトラックのみを選択し、output_audio.mp3 は出力オーディオファイルの名前です。この方法は、簡単にオプションを選択できるグラフィカルインターフェースを好むユーザーにとっては敬遠されがちですが、他の人にとっては利点と見なされるかもしれません。MP4、AVI、MKV、MOV、FLV、WMV、WebM、MPEG など、様々なエクスポートフォーマットをサポートしています。

CapCut

もう一つ言及する価値のあるソフトウェアは CapCut です。無料で、Windows、macOS、iOS、Android で利用可能で、PC とモバイルデバイスの両方で編集が便利です。VSDCと同様に、プロジェクトを作成し、ビデオファイルをタイムラインにアップロードし、ファイルをクリックして「オーディオ抽出」オプションを選択します。次に、ビデオ部分を削除し、プロジェクトを MP3 ファイルとしてエクスポートします。主な欠点は、エクスポート形式が一つしかないことです。

VLC Media Player

VLC Media Player は無料でオープンソースで、macOS、Linux、Windows、iOS、Android を含むすべてのデバイスで利用可能です。VLC でビデオからオーディオを分離するには、「メディア」メニューに進み「変換/保存」を選択します。開いたウィンドウで「追加」をクリックし、ビデオファイルを選択します。再度「変換/保存」をクリックし、変換設定（MP3、FLAC、OGG、WAV、AAC）を選択します。使いやすい一方で、変換設定のオプションが限られており、ファイルの編集ができないことが主な欠点です。

QuickTime

最後のツールは QuickTime で、macOS ユーザーに理想的です。QuickTime でビデオからオーディオを分離するには、ビデオファイルを開き、「ファイル」メニューに進み、「エクスポートとして」を選択し、「オーディオのみ」を選択します。オーディオファイルを保存します。欠点は、エクスポート可能な形式が M4A のみであり、追加の形式はサポートされていない QuickTime Pro でのみ利用可能です。さらに、Windows 版の QuickTime もサポートされていません。

オーディオ抽出用のオンラインツール

Clideo

ビデオからオンラインで音声を抽出する際に、最初に紹介するツールは Clideo です。プロセスは直接的です：Webブラウザで Clideo のウェブサイトを開き、「音声抽出」ツールを選択し、ビデオファイルをアップロードして、「抽出」をクリックし、処理が完了するのを待ちます。その後、MP3、WAV、M4A、FLAC、OGG などの形式で結果をダウンロードできます。ただし、すべてのオンラインツールと同様に、パフォーマンスはインターネット速度に依存します。さらに、Clideo の無料バージョンはファイルに透かしを追加し、ファイルサイズに制限があり、より広範な機能には Pro バージョンが必要になる場合があります。

Audio Extractor

2つ目のツールは Audio Extractor で、これは完全に無料のオンラインサービスです。ビデオから音声を分離するには、ビデオファイルを Audio Extractor のウェブサイトにアップロードし、エクスポート形式（MP3、WAV、M4A、FLAC、OGG、MP2、AMR、WMA）を選択して、「音声を抽出」をクリックし、処理が完了するのを待ちます。唯一の欠点はアップロードのファイルサイズ制限であり、ファイルはサーバー上で処理されるため、データプライバシーに関する懸念が生じることがあります。

Kapwing

最後に紹介するオンラインツールは Kapwing です。Kapwing は無料バージョンと有料サブスクリプションを提供しています。無料バージョンは機能が限られており、エクスポートされたビデオに透かしを追加します。ビデオから音声を抽出するには、デバイスからビデオファイルをアップロードするか、URL を追加してエディターに進み、タイムライン上のビデオを選択し、「オーディオ」をクリックして「オーディオを切り離す」オプションを選択します。音声トラックがタイムライン上で別の要素として表示されます。その後、希望の形式で音声ファイルをエクスポートできますが、MP3 と WAV のみが利用可能です。また、無料バージョンではファイルの長さは 7 分を超えることはできません。

結論

ビデオから音声を抽出するさまざまなツールや方法を検討し、各アプリケーションの欠点を評価した結果、VSDC Free Video Editor を最も便利で多くの追加機能を備えたツールとして選びました。ただし、最適な選択は、あなたの特定のニーズとオンラインで作業するかオフラインで作業するかによって異なります。

さらに質問がある場合は、このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。までお問い合わせいただくか、Facebookや Xのソーシャルメディアチャンネルを通じてご連絡ください。

よくあるご質問

どのタイプのビデオファイルを音声抽出に使用できますか？

使用しているアプリケーションによります。例えば、VSDC Free Video Editor はほぼすべての既知のビデオ形式をインポートできます。

抽出時に音声品質が低下しますか？

VSDC Free Video Editor はビデオから音声を抽出する際にファイル品質に影響を与えません。品質の低下は、元のビットレートよりも低く設定した場合にのみ発生します。

ビデオの一部分のオーディオのみを抽出することはできますか？

はい、VSDC Free Video Editor を使用してビデオの一部分のオーディオのみを抽出できます。これを実現するには、カッティングおよびスプリッティングツールを使用するか、直接タイムライン上で作業します。

Looking to work on your VSDC projects from anywhere? The VSDC Cloud Service is designed for you. This platform allows you to store, upload, download, edit and share files wherever you are. You can access and manage your projects and media from any computer with an internet connection and VSDC Video Editor installed. And guess what? VSDC Cloud isn't just for desktops — it's also at your fingertips on iOS devices.

Getting Started with VSDC Cloud Service

Before you can start using the features of the VSDC Cloud Service, you’ll need to subscribe and set up an account.

Note: The iOS version does not support subscribing to the VSDC Cloud Service, creating an account, modifying account details and recovering passwords. These actions can only be done through the desktop version.

To subscribe, head over to the official VSDC website and choose one of the six available subscription plans that best fits your needs. Once you've selected a plan, complete the purchase form with your personal information and the email address you want to use for registration. Follow the on-screen instructions to finalize your purchase.

After subscribing you can create your account by visiting the VSDC Cloud Service page. Use the email address you provided during the purchase to register. Then set up your username and password, review and accept the Terms of Use and EULA and click on the registration button to finish setting up your account.

For more details refer to our updated Help User Manual

Once your account is set up, you can sign in to it in both the desktop and iOS versions. To sign in to the cloud on your iOS device, simply open the VSDC Video Editor app, tap on "Settings" from the main screen and select "Cloud." Then enter the login credentials you created during registration.

Main Tabs in the VSDC Cloud

In the desktop version of VSDC the menu bar features four main tabs. Below we'll explain each tab and where to find similar functions in the iOS version.

1. Apps Tab

   This tab lists all VSDC products that are available for download. To view detailed information about a specific VSDC product and its system requirements, click on the "More" button. To start installing an application, click on the "Install" button.

   In the iOS version there is no such tab.

2. Projects Tab

   In the desktop version all your projects are located in this app. For convenience, they are divided into the following categories:

   • My Projects: Displays all projects uploaded to the Cloud service.
   • Shared: Shows projects that have been made publicly accessible through sharing links.
   • Favorite: Contains projects marked as favorites (indicated by a "star").
   • Recent: Displays the projects that were recently accessed.
   • Trash: Contains projects that have been deleted.

   Selecting one of these categories opens a list of all projects stored there. For each project the following information is displayed: date and time added, file name and size. In the "My Projects" group only the file name and size are displayed.

   To view detailed information about a project (its project type, owner, upload date, last modification date and last access date), click on the icon "i" on the right to the desired project.

   In the iOS version you can see the projects uploaded to the cloud on the “Remote” tab located on the main screen of the VSDC Video Editor app on iOS.

3. Support Tab

   If you experience any issues or have questions about the VSDC Cloud service, you can use the feedback form found under this tab to leave your message.

   In the iOS version you can reach our support team by selecting the “Report a problem” option in the Settings. Besides, you can suggest new features by tapping on the “Suggest new features” option also located in the Settings.

   Our support staff will respond to your inquiry via email within 72 hours.

4. Files Tab

   This tab organizes all your media files uploaded from VSDC Video Editor into categories for efficient management:

   • My Files: Shows all files stored in the Cloud service.
   • Shared: Displays only the files that have been shared via generated links.
   • Favorite: Contains files marked with a "star" for quick access.
   • Recent: Lists the most recently accessed files.
   • Trash: Contains files that have been deleted.

   For all categories, except My Files, you can see file name, size and date and time of creation. In the “My Files” category only file name and size are displayed.

   To view more details about a file, click on the information icon “i” next to the file you are interested in. This will display details such as the file type, owner, upload date, last modification date and last access date.

   In the iOS version your files are located on the dashboard and divided into two groups:

   • Cloud Files: Shows all files stored in the Cloud.
   • Local Files: Displays files downloaded from the Cloud.

   Here you can see only file names, with no additional details.

Adding Files to the VSDC Cloud

To add files to the VSDC Cloud, click on the “Upload” button in the top left corner of the screen, then click on the upload window to select files from your computer or drag and drop them. Multiple files can be uploaded simultaneously. Once uploaded, the files will be marked with a checkmark and will appear in the “My Files” section.

In the iOS version you can add your files by tapping on the “+” icon in the right lower corner of the screen in the Home tab and selecting the “upload” option. After that you can add files from:

• Photos: device photo library.
• Files App: a tool for managing files stored on the device, iCloud and other cloud services.
• App’s folder: local storage in the VSDC app if you have previously saved files from Cloud.

Creating Folders in the VSDC Cloud

To better organize your files, you can create a new folder. In the desktop version simply click on the “New folder” button located in the top left corner of the screen. A pop-up window will appear where you can enter the folder name. Once you've done that, click on "Create" and your new folder will be added to the "My Files" section.

In the iOS version the process is just as simple. Tap the "+" icon in the bottom right corner of the Home tab, then select "Create folder". After naming your folder, choose the files you'd like to add.

Managing Files in the VSDC Cloud

You can manage each file by clicking on the three-dot icon next to it or by right-clicking on the file in the desktop version. A menu will appear with various options, including:

• Preview: Opens the file in a full-screen preview window, where you can flip the file horizontally or vertically, rotate the file clockwise or counterclockwise, reset any changes made, toggle the full screen mode, zoom in or out, download the file.
• Share: This option allows you to share files with platform users or non-registered individuals. To generate a shareable link, click on "Get link".
• Segmentation: This feature is used for partitioning an image into multiple regions based on object boundaries. Please note that this option is not available for .vproj project files. Learn more about the segmentation tool in VSDC Video Editor.
• Download: This option starts the process of downloading the selected file to your PC.
• Add to Favorite / Remove from Favorite: This feature is designed for quick access to frequently used or important files.
• Rename: Selecting this option from the dropdown menu opens a window where you can enter a new name for the file.
• Copy: This option allows you to create a duplicate of the selected file in one of your existing folders.
• Move: The "Move" option allows you to transfer the selected file to a different folder within the platform.
• Trash: This option is used to move the selected file to the Trash bin, removing it from the "My Files" list.

In the iOS version you have a slightly limited functionality compared to the desktop version. You can:

• View folder contents.
• Upload files to or from Cloud.
• Copy, move, delete, rename your files.
• Add to Favorite / Remove from Favorite.

Adding Projects to the VSDC Cloud

Adding projects to the VSDC Cloud service is directly connected to working in VSDC Video Editor PRO or FREE and requires an active internet connection. To add a project, follow these steps:

• Install VSDC Video Editor if you haven’t yet and open it on your PC or iPhone.
• Create a new project or open a previously created project in the video editor.
• After making all necessary changes, go to the “Projects tab” and save the project to the Cloud using the "Save to Cloud" or "Save as to Cloud" option if you need to rename the project.
• Enter your login and password for your VSDC Cloud account and click on "OK".
• In the "Save as" window that opens, select the folder for saving the project and, if necessary, change its name in the "File name" field. Then click on Save.

The project will be saved in the Cloud with all resources (videos, images, audio) used to create it.

Note: If a project is added to the Cloud service similarly to adding a media file, and not through the VSDC Video Editor, all resources used to create the project will be lost (they will not be displayed in VSDC Cloud).

A project created in the VSDC Video Editor app on iOS can also be uploaded to the Cloud and then imported to any other iOS device. Project formats between iOS and Windows are not compatible, so, remember, that you can open a project only on the device on which it was created.

To export a project to the Cloud in the iOS version, you need to:

• tap the project list icon on the VSDC Video Editor app's home screen.
• tap the three dots at the bottom right corner of the project tile.
• select “Save external”.

The projects uploaded to the Cloud can be seen on the “Remote” screen with names according to the “YYYYY-MM-DD_HH.MM.iosproject” template in the VSDC app.

Loading Projects from the Cloud to the Video Editor

To start working in VSDC Video Editor with a project saved in VSDC Cloud, follow these steps:

1. Go to the Projects tab in the top horizontal menu of the editor and select the "Open from Cloud" option. Alternatively, click the program icon in the top left corner, then select Cloud >> Open Project.
2. Enter your login and password for your VSDC Cloud account.
3. In the "Open" window, select the desired project from the available folders. Once you've selected the project and clicked "Open," the project and all its resources will be loaded into the editor.

To import a project from the Cloud to VSDC Video Editor in the iOS version, you need:

• Open VSDC Video Editor app on your iOS device.
• Tap the “Video” option on the lower horizontal panel and select the “Cloud” option.
• Choose the project from the appeared Home screen and tap on the three dots next to it;
• Tap on “Select”;
• Once your project is loaded from the Cloud, it will be added to the timeline.

Importing Media Files from the Cloud to the Editor

If you want to import a media file from VSDC Cloud Service into a project in VSDC Video Editor, you need to:

1. Navigate to the Resources window.
2. Right-click on an empty space in the window or click the plus icon at the bottom of the window and select the "Add from the Cloud" option.
3. Choose the type of file you want to import: Videos, Images, Sounds or LUTs.
4. Enter your login and password for your VSDC Cloud account.
5. In the "Open" window select the file you wish to import.
6. Drag and drop the file from the Resources window onto the Timeline to use it in your project.

In the iOS version this process is simpler, like loading projects from the Cloud to the Video Editor.

• Open VSDC Video Editor app on your iOS device.
• Tap the “Video” option on the lower horizontal panel and select the “Cloud” option.
• Choose the media file you wish to import from the appeared Home screen and tap on the three dots next to it.
• Tap on “Select”.

If you have any questions or encounter difficulties with VSDC Cloud, please contact us at このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 or post your question on any of our social networks, for example, Facebook or X, where not only VSDC staff, but also users will be able to join your problem.

ビデオセグメンテーションとは何ですか？

AIビデオセグメンテーションは、ビデオコンテンツを小さなセグメントやショットに分割し、意味のある情報や特徴を抽出する革新的な方法です。VSDCは、AIモデルに基づく無料のビデオセグメンテーションツールを提供しています。AIを使用することで、一つまたは複数のオブジェクトの境界を正確に特定し、静止または動いている要素を分離または強調して捉えることができます。この方法では、オブジェクトを切り取って別のビデオに挿入したり、色補正を行ったり、キャラクターの周りに輪郭を描いたり、マスクを作成したり、独自の視覚効果を作り出すために他の編集オプションを適用したりすることができます。

今日はこのツールの使用方法と例を紹介しますので、VSDCビデオエディタをダウンロードして、始めましょう！

VSDCビデオエディタをダウンロード

セグメンテーション を追加する

1. セグメンテーションを使用するには、まずメディアファイルをシーンに追加します。タイムライン上でファイルをクリックして選択し、以下の方法のいずれかで セグメンテーション を追加します：
   • 選択したオブジェクトを右クリックして、動画工フェクト >> スペシャルFX >> セグメンテーション を選択します。
   • 工デイタ タブに移動し、動画工フェクト >> スペシャルFX >> セグメンテーション へと進みます。
2. すると、オプラエクトの位置設定 ウィンドウが表示されます。必要に応じてパラメータを調整し、OKを押します。
3. 次に、プロパティウィンドウ に移動し、以下に説明するパラメータを調整します。

セグメンテーション のパラメータ

プロパティウィンドウ には、以下の三つの主要なパラメータグループがあります：

1. 共通設定: 追加されたオブジェクトの名前、オブジェクトの作成時間、オブジェクトの描画期間、および親オブジェクトにバインドされているかどうかを指定できます。これらは、任意のオブジェクトやエフェクトに適用できる基本的な設定です。
2. 調整効果の設定: セグメンテーションツールでは機能しません。
3. セグメンテーション・パラメーター: このセクションでは、セグメンテーションのユニークなパラメータを設定できます。この記事の下の部分でそれらを詳細に検討します。

セグメンテーション の始め方

1. セグメンテーションツールの使用が初めての場合、セグメンテーション・パラメーター セクションでは最初に二つのオプションのみが表示されます：データモデルをダウンロードする および データモデルをインポートする。データモデルをダウンロードする オプションをクリックして、ダウンロード可能な4つのモデルから選択できるウェブページに進みます：
   • FB-SAM: これは静的なオブジェクトを写真で高精度に認識する基本的なモデルです。他のAIオプションと比較してPCメモリの要求が高いかもしれませんが、動作は比較的遅いです。
   • SAM-HQ: これは小さい要素の精密な認識を提供する高度なモデルで、動くオブジェクトに対してはより良いパフォーマンスを提供しますが、動作は遅くメモリの要求も高いです。
   • EdgeSAM: これはRAM要求が低く、パフォーマンスが速い強化モードで、パワーが低いPCで長いビデオファイルを処理するのに適しています。ほとんどのプロジェクトで良好なセグメンテーション精度を提供します。
   • MobileSAM: これも高速なパフォーマンスと低いPCメモリ使用で、EdgeSAMの良い代替品となる強化モデルです。
2. 希望のAIモデルをダウンロードした後、データモデルをインポートする ボタンを使用してプログラムにインポートします。この操作により、リストの最初のオプションにモデルフィールドが含まれるようになり、セグメンテーション・パラメーター メニューが更新されます。このフィールドでは、右側のアイコンをクリックして新しいAIモデルを選択、ダウンロード、またはインポートすることができます。
3. 次のステップは、処理モードを選択することです。これは、セグメンテーションツールを使用する際にグラフィックカード（ハードウェア）またはPCのリソース（ソフトウェア）のどちらを利用するかを決定します。最適なパフォーマンスのために、PCの負荷を軽減するためにハードウェアの設定をお勧めします。詳細については、トラブルシューティングガイドを参照してください。

セグメンテーションのパラメータの操作を続けるには、セグメンテーション領域を設定する必要があります。以下の方法で行います：

セグメンテーション領域を追加する

1. プロパティウィンドウで領域を追加ボタンを選択し、セグメンテーション対象のオブジェクトを含むシーン上のエリアをマークするために領域を含むオプションを選択します。
2. 次に、プレビューウィンドウでセグメンテーション領域を定義するエリアが表示されます。必要に応じて、このエリアのサイズをマーカーを引き伸ばして変更するか、マウスでドラッグして移動します。必要に応じてこれらの二つのステップを繰り返し、複数のセグメンテーション領域を作成します。

   

3. 追加された領域が除外すべきエリアを示している場合、プロパティウィンドウで再度領域を追加ボタンをクリックし、領域を除外を選択します。この新しいエリアを望ましくないオブジェクト上に配置して削除します。注意: この除外ゾーンは常に領域を含む内にあり、それより小さくなければなりません。

領域を追加 >> 領域を含む 領域を追加 >> 領域を除外

セグメンテーション結果の微調整

• 出力: セグメンテーション結果の表示方法を定義します：
  複合: セグメント化されたオブジェクトの背後のすべてを隠し、オブジェクト自体は変更しません。さらに、マスクの反転オプションを有効にし、背景を表示しながらセグメント化されたオブジェクトを見えなくします。
  アルファチャンネル: セグメント化されたオブジェクトを白で強調表示し、オブジェクトの外側のすべてのエリアを黒で表示します。また、マスクの反転オプションを備え、この効果を逆にしてオブジェクトを黒く、周囲のエリアを白く着色します。マスクの色は、マスクの色および背景色フィールドを使用してカスタマイズできます。
  

  

  

• アスペクト補正: モデルパラメータで見つかります。より正確な結果のためにセグメント化されたオブジェクトの輪郭を洗練します。

  

  

  上記の例からわかるように、アスペクト補正パラメータが真に設定されていると、プログラムはセグメンテーションエリア内のオブジェクト自体の輪郭をより正確に特定します。結果が変わらない場合や悪化した場合は、偽に設定し、以下に説明されているツールを使用してセグメント化されたオブジェクトの輪郭を洗練します。
• 縁取りのスタイル: セグメンテーションの輪郭をカスタマイズします。ここで利用可能なオプションは以下のとおりです：
  無し: 輪郭は表示されません

  

  

  輪郭とオブジェクト (出力 = 複合で利用可能): セグメンテーション結果とその輪郭の両方を表示します。
  輪郭のみ: 輪郭のみを表示します。

  

  

  輪郭のオーバーレイ (出力 = 複合で利用可能): プレビューウィンドウの元のオブジェクト上にセグメンテーションの輪郭を表示します。

  

• コンホジションモ ー ド (縁取りのスタイル = 輪郭のオーバーレイ, 輪郭とオブジェクトで利用可能): 輪郭の表示にさまざまなスタイルを提供します。たとえば、「Destination over」は、オブジェクトの境界を超えずにセグメンテーションのエッジに輪郭を構築します。「Source atop」では、輪郭がセグメンテーションに直接オーバーレイされます。「Darken」は、エッジに沿って輪郭を作成し、その内側に微妙な重複を作り出します。他にもいろいろなスタイルがあります。これらのスタイルを試して、あなたのお好みのルックを見つけてください！
  Destination over

  

  Source atop and Darken:

  

• 色 (縁取りのスタイル = 輪郭のオーバーレイ, 輪郭とオブジェクトで利用可能): シーン上のすべてのセグメンテーション領域の輪郭色を設定し、追加の二つのパラメータを含みます：

  RGB 値: 正確な色コードを識別したり、新しいものに変更するのに役立ちます。
  不透明: 輪郭の透明度を調整します。255に設定されている場合は完全に不透明な輪郭を意味し、0に設定されている場合は完全に透明を意味します。ここでは、表示の始め/終わりでの輪郭の透明度の初期値/最終値も設定できます。

  

• シクネス (縁取りのスタイル = 輪郭のオーバーレイ, 輪郭とオブジェクト, 輪郭のみで利用可能): 編集されたオブジェクトの長さの％で計算される輪郭の厚みを設定します（範囲は0％から10％）。ここでは、表示の始め/終わりでの輪郭の厚みの初期値/最終値も設定できます。

  

• 背景の塗りつぶし (縁取りのスタイル = 輪郭のみ, 輪郭のオーバーレイで利用可能): 輪郭の色で輪郭内のエリアを塗りつぶします。

  

• 領域の輪郭: 各領域ごとに個別に輪郭の厚さを調整します。真に設定されると、個々の領域設定に輪郭の太さオプションが追加されます。

  

  注意: 以前にシクネスオプションを使用して輪郭の厚みを調整した場合、個々の領域設定を変更する際には、その値が二倍になることがあります。そのため、ゼロに設定することをお勧めします。

  

• すべての輪郭を表示: 見つかったすべての領域に対して輪郭を描画します。それ以外の場合は最大の領域のみに対して描画されます。このパラメータを使用するには、より正確なセグメンテーションのためにアルファチャンネルに切り替えることを推奨します。
  このツールは正確なセグメンテーションを保証します：すべての輪郭を表示 = 真の場合、プログラムはセグメンテーションプロセス中に削除されなかったセグメンテーション領域の元の編集オブジェクトの最小の点を全て強調表示/オーバーレイします。これらの詳細を特定した後、特別なポイントを使用してそれらを除外することにより、セグメンテーションを洗練することができます。これらのポイントについての詳細は、セグメンテーション領域を洗練するためのポイント設定セクションを参照してください。

  

• : すべての領域にわたってセグメンテーションの輪郭を微調整します。真に設定されると、以下のツールが利用可能になります： 中央値フィルタ ー: ノイズを除去することで輪郭を滑らかにします。ここでは、表示の開始/終了時に輪郭フィルタの初期値/最終値も設定できます。このパラメータの値が高いほど、輪郭は滑らかになります。

  

  ミンマックスフィルタ ー: ピクセル単位でセグメンテーション領域のサイズを調整します。正の値はセグメント化された領域の周囲のエリアを増加させ、負の値はそれを減少させます。輪郭の初期値/最終値は表示の開始と終了で調整できます。

  

  ぽかしフィルタ ー (縁取りのスタイル = 無し/輪郭とオブジェクトで利用可能): セグメント化された領域の端をぼかします。ここでは、表示の開始/終了時に輪郭フィルタの初期値/最終値も設定できます。このパラメータの値が高いほど、ぼかしの輪郭は広がります。

  

  輪郭のぼかしレベル (縁取りのスタイル = 輪郭とオブジェクトで利用可能): セグメント化された領域の輪郭のみをぼかし、端には影響を与えません。表示の開始と終了でぼかしレベルの初期値/最終値を調整できます。

  

セグメンテーション領域の調整

このセクションでは、以下のアイコンを使用してセグメンテーション領域を正確に管理できます。これらは領域を追加ボタンの下にあります。主なオプションは領域で、複数のセグメンテーション設定を一度に変更できます：

• 色: 領域の中心に表示される、特定のセグメンテーション領域の色値を設定するカラフルな正方形のアイコン。

  

• 地域レベル: セグメンテーションの順序を変更し、領域をリストの上下に移動するための上下の矢印。

  

• 地域モードの変更: 各セグメンテーション領域で領域を除外と領域を含むモードを切り替える二つの四角形のアイコン。

  

• 領域を削除: 不要なセグメンテーション領域を削除する十字のアイコン。

  

領域メニューを展開すると、以下に詳述された追加のオプションが表示されます：

• 有効: 特定のセグメンテーション領域を有効または無効にします。
• 輪郭の太さ (領域の輪郭 = 真で利用可能): 選択された領域の輪郭の厚みを調整します。また、初期値/最終値を個別に変更するための隠されたメニューも特徴です。
• ポストフィルタリング: 特定の領域のセグメンテーション結果の輪郭を洗練します。オプションには中央値フィルター、ミンマックスフィルター、ぽかしフィルターが含まれ、さらに二つの追加オプションがあります：
  輪郭のぼかしレベル: 輪郭にぼかし効果を適用し、初期値/最終値を設定するオプション。
  しさい値: 特定のセグメンテーション領域のピクセルのしきい値を設定します。選択されたモードでこのしきい値よりも低い値を持つピクセルは、プログラムによって特定の領域のセグメンテーション結果から「除外」されます。
  

  モードは以下の通りです：

  • 無し: しさい値パラメータが無効です。
  • 値: 正確なしさい値を設定し、必要に応じて初期値/最終値を調整します。
  • 範囲: 開始の値オプションを使用して、セグメント化されたオブジェクトの各ピクセルを制限する、より洗練されたモード。開始の値が低いほど、オブジェクトの検出が向上します。これは、オブジェクトが見つかる色を基本的に示します。デルタ値パラメータは、開始の値によって設定された厳格な限界がある場合に、ピクセル間の遷移を滑らかにします。
• 座標タイプ:
  • 相対座標: 特定のセグメンテーション領域の座標がどのように設定されるかを定義します：
    • 左/右 : オブジェクトの長さのパーセンテージとして縦の側面を設定します。
    • 上/ボトム: オブジェクトの幅のパーセンテージとして横の側面を設定します。 ここでは、表示の始め/終わりで縦/横の値の初期値/最終値も設定できます。
  • 全画像: 座標の調整なしでオブジェクト全体にセグメンテーションを適用し、点を追加ボタンを通じて追加されたポイントを使用してセグメンテーションのためのオブジェクトを見つけます。このモードでのポイントの扱いは下記で説明されたものと同じで、オブジェクトの検索は点を含む周辺で行われ、点を除外を使用して不要な/不良の領域を「切り取る」ことができます。

セグメンテーション領域を洗練するためのポイントの設定

特定のセグメンテーション領域を洗練するための別のツールは、洗練ポイントです。これらを使用するには、洗練を実装したいセグメンテーション領域のプロパティウィンドウに移動し、点を追加ボタンをクリックします。ドロップダウンメニューから位置の一つを選択します：

点を含む: 追加されたポイントの周囲のエリアがこの領域のセグメンテーション結果に含まれます。
点を除外: プログラムは追加されたポイント（含む）の周囲のエリアを領域のセグメンテーション結果から切り取ります。

表示されるメニューでは、ポイントの色を変更する、そのモードを変更する、または削除するなどの設定を調整できる点フィールドも見ることができます。点メニューを展開すると、次のような追加設定にアクセスできます：

• 有効: 特定の洗練ポイントを有効（=真）または無効（=偽）にします。
• ● 座標タイプ:

  相対座標: X軸とY軸にわたって特定の洗練ポイントの座標を手動で調整することができ、初期値/最終値 X / Y は表示の始め/終わりの座標値です。
  追跡ポイント: あるビデオクリップ中でオブジェクトをセグメント化します。以下でこのオプションについて詳しく考えます：

セグメンテーションにおける追跡ポイントの使用方法

1. まず、タイムライン上のセグメンテーションオブジェクトを見つけ、左側にある目のアイコンを使用して隠し、何の変更もなくオブジェクトを表示します。
2. シーンの左側の縦ツールバーメニューからトラッキングボイントを追加するオプションを選択し、追跡したいオブジェクトにこのポイントを設定します。
3. プレビュー画面を右クリックしてドロップダウンメニューを開き、移動マップを作成するを選択します。表示されるウィンドウで、将来のモーションマップに名前を付けて保存します。
4. 新しいトラッキングウィンドウで、追跡したいオブジェクトが位置する領域を選択します。次に、分析を開始するボタンをクリックすると、プログラムが選択したオブジェクトのモーションマップを作成します。結果に満足したら、編集を適用するをクリックします。
5. タイムライン上の追跡ポイントオブジェクトをダブルクリックし、エディタタブに行ってオブジェクトを追加 >> 移動 >> 移動マップをクリックします。これにより、作成した移動マップがポイントに適用されます。
6. タイムライン上でセグメンテーションオブジェクトを再表示するには、レイヤーの左側にある目のアイコンを元に戻します。次に、セグメンテーションプロパティウィンドウに行き、追跡ポイントを適用したいポイントを見つけ、座標タイプで追跡ポイントを設定します。

プロジェクトのエクスポート

セグメンテーションの結果に満足したら、プロジェクトのエクスポートタブに行き、リボンで希望の形式を選択します。プロフィールを選択し、必要に応じてエクスポート設定を調整し、シーン上のプロジェクトのエクスポートアイコンをクリックします。ファイルのエクスポートについてもっと学ぶには、私たちのビデオガイドをチェックしてください。

注意: セグメンテーション機能はかなりリソースを消費するため、エクスポート段階でハードウェアアクセラレーションを使用することをお勧めします。これには、VSDC Proにアップグレードする必要があります。

VSDCビデオエディタ9.2をダウンロード

結論

AIセグメンテーションは、ビデオプロジェクトを強化するために設計された革新的なツールです。VSDCビデオエディタのバージョン9.2にアップグレードして、その体験をしてみてください。FacebookやXでの最新ニュースをフォローし、私たちのYoutubeチャンネルを購読してください。サポートが必要な場合は、このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。までお問い合わせください。いつでもお手伝いいたします！